公園散歩には心地よさがある反面、犬の健康を脅かす環境リスクが潜んでいます。特に注意したいのが、春先から秋口にかけて行われる芝生や遊歩道の除草剤散布です。散布直後の草むらに足を踏み入れると、薬剤が付着した手足を舐めてしまい、嘔吐や下痢などの中毒症状を引き起こす危険性があります。管理事務所の掲示板や立て看板に「薬剤散布中」の警告がないか、立ち寄る前に必ず目を通す習慣が求められます。
草木が生い茂るエリアでは、マダニの寄生や感染症(重症熱性血小板減少症候群:SFTSなど)への警戒も不可欠です。事前のノミ・マダニ駆除薬の投与はもちろんのこと、散歩後はブラッシングを行い、耳の裏や内股、指の間にマダニが付いていないか入念にチェックしてください。茂み深くに愛犬を立ち入らせないコントロールも、飼い主が果たすべき安全管理の一環です。