通信回線が使えなくなること以上に、個人の人生に長期的な爪痕を残すのが金融信用情報への致命的なダメージだ。スマートフォンの購入時に、高額な端末代金を月々の通信料金と合わせて支払う「割賦契約(ローン)」を選択している人が大半を占める。この端末割賦代金の滞納は、単なる公共料金の払い忘れとはまったく異なる意味を持つ。
支払いが一定期間滞ると、その事実が指定信用情報機関(CIC)や日本信用情報機構(JICC)といった個人信用情報機関に異動情報(いわゆる事故情報・ブラックリスト)として登録される。一度この傷がつくと、5年間はクレジットカードの新規発行が拒否され、住宅ローンや自動車ローンの審査もことごとく跳ね返される。督促状一通を軽視した代償としては、あまりにも大きすぎるリスクと言える。