彼の手法の最大の特徴は、日本政府や外務省を通さず、日本の一般世論および地方自治体・経済界へ直接ダイレクトに訴えかける点にある。東京の永田町が示す対中強硬姿勢とは対照的に、関西圏を中心とした現場のビジネスパーソンや地方首長に対しては、極めて柔軟で親しみやすい「笑顔の外交」を見せる場面も少なくない。
大阪総領事館が主催する文化交流イベントや地方視察ツアーは、毎回多くの参加者を集めている。ネット上での尖った顔と、現場で見せる社交的な顔。この極端な二面性こそが、相手を翻弄し、対中警戒感を和らげようとする計算されたアプローチであると専門家は指摘する。