メインを務めたトリオをはじめとする子役キャストたちも、それぞれ独自の人生を歩んでいます。
ハリー役のダニエル・ラドクリフは、ブロードウェイの舞台『メリリー・ウィー・ロール・アロング』でトニー賞主演男優賞を受賞するなど、舞台・映画の垣根を越えた演技派として確固たる地位を築きました。ハーマイオニー役のエマ・ワトソンは映画界のみならず社会運動家やファッションブランドのプロデューサーとして活動。ロン役のルパート・グリントは個性派俳優としてサスペンスドラマ等で活躍しつつ、良き家庭人として穏やかな生活を送っています。
一方で、本作で重厚な世界観を支えてくれた名優たちの訃報は、世界中のポッターファンに深い悲しみをもたらしました。
- マイケル・ガンボン(アルバス・ダンブルドア役):2023年9月、肺炎のため82歳で逝去。本作で見せた情熱的で人間味ある校長像は今も記憶に新しい。
- ロビー・コルトレーン(ルビウス・ハグリッド役):2022年10月、多臓器不全等のため72歳で逝去。「50年後もハグリッドはここにいる」という名言を遺した。
- アラン・リックマン(セブルス・スネイプ役):2016年1月、膵臓がんのため69歳で逝去。複雑な影を背負う教授を完璧に演じ切った。
- マギー・スミス(ミネルバ・マクゴナガル役):2024年9月、89歳で静かに息を引き取った。ダンスレッスンの厳格ながらコミカルな名演は永遠に色褪せない。
- ロジャー・ロイド=パック(バーテミウス・クラウチ・シニア役):2014年1月、膵臓がんのため69歳で逝去。
彼らがスクリーンに吹き込んだ魂は、デジタルリマスターや配信サービスを通じて新しい世代へと確実に受け継がれています。