渥美清の死因|寅さんが病を隠し続けた衝撃の真相と密葬の理由

渥美清の死因|寅さんが病を隠し続けた衝撃の真相と密葬の理由

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報道各社の取材データおよび公式発表によると、渥美清の直接の死因は転移性肺がんです。1996年8月4日午後5時19分、東京都文京区の順天堂大学医学部附属順天堂医院(順天堂病院)において、息を引き取りました。享年68という早すぎる別れでした。

闘病の直接の起源は、亡くなる5年前にあたる1991年(平成3年)に遡ります。この年の定期検診で肝臓がんが発見され、極秘裏に摘出手術を受けました。一度は現場に復帰したものの、1994年(平成6年)にはがん細胞が肺へと転移していることが確認されます。過酷な抗がん剤治療や入退院を繰り返しながら、過密な映画撮影スケジュールをこなすという、常人には耐え難い肉体への負担が続いていました。

さらに渥美清の体を苦しめたのは、若き日の既往歴でした。20代半ばの浅草軽演劇時代、結核を患って右肺の上葉を切除しており、もともと呼吸機能に大きな制約を抱えていたのです。残された肺への転移は、俳優活動はおろか日常生活における呼吸すら著しく制限する過酷な診断結果でした。

一部のネット上では「平成3年にすでに亡くなっていた」「医療ミスが原因だった」といった根拠のない憶測が飛び交うこともありますが、これらは完全な誤認です。正確には1991年に肝臓がんが判明し、そこから足かけ6年におよぶ壮絶な闘病生活を人知れず続けた末の転帰でした。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。