近年、100円ショップ業界とスマートフォンアクセサリ業界の境目は極めて曖昧になりつつある。かつてはケーブルや簡易ケースの販売にとどまっていた100均のガジェットコーナーだが、今や高度な半導体素子や高効率コイルを組み込んだ本格的な給電アイテムが投入される時代となった。
低価格を第一としながらも、一定の安全規格(PSEマーク取得など)をクリアしなければ国内市場での流通は許されない。メーカー各社は限られた原価のなかでサプライチェーンを再構築し、驚異的なコストパフォーマンスを実現している。ユーザーの関心も非常に高く、YouTube動画の開封レビューやX (旧Twitter)での実利用報告は、製品が再入荷されるたびにトレンド入りを果たすほどの熱量を見せている。