長男の森保翔平は、幼少期から研ぎ澄ませた守備のセンスと高い戦術理解力を武器に実力でプロへの扉を開いた。法政大学を経てJリーグのクラブであるカマタマーレ讃岐に加入した当時、周囲からの視線は決して生易しいものではなかった。しかし、ピッチ上で愚直に体を張り続ける姿は、すぐに周囲の雑音を吹き飛ばした。
国内での激闘を経て、彼の挑戦心は国境を越える。アルビレックス新潟シンガポールへと移籍し、激しい気候と異なる文化の中でチームの勝利に貢献。プロサッカー界という厳格な勝負の世界で生き抜いた時間は、一人のアスリートとしての誇りを確固たるものにした。