長年にわたり旗手として君臨したオスカープロモーションからの独立は、彼女のキャリアにおける大きな分岐点となった。枠にとらわれない自由な活動環境を求めた決断は、当時業界内でも大きな話題を呼んだが、現在その選択は着実に実を結びつつある。
かつての大手主導による画一的なプロモーションとは一線を画し、自立したクリエイターとしてのスタンスを鮮明に打ち出しているのが印象的だ。関わるプロジェクトの厳選、自身の思考を直接届ける発信活動、そして教育や建築デザインの知見を交えた対談企画など、活動の軸足はより深化を遂げた。事務所の垣根を越えたコラボレーションも意欲的に推進しており、制作現場からの信頼は以前にも増して厚い。