耳郎響香を語る上で欠かせないのが、クラスメイトである上鳴電気との関係性です。連載初期からボケとツッコミの軽快な掛け合いを見せ、「アホ面」になる上鳴を耳郎がからかう日常風景はファンの間でも定番の癒やしとなっていました。しかし、二人の関係は単なるコメディリリーフにとどまりません。
群訝山荘の解放軍制圧戦において、恐怖で足が竦む上鳴に対し、耳郎は「今だろ、アンタかっこいいじゃん!」と背中を強く押し、上鳴はその声に応えて超広範囲の電撃を放ち仲間を守り抜きました。この瞬間、二人の間にある信頼は戦場で命を預け合う本物の絆へと昇華しました。
物語の結末である最終話(8年後)において、耳郎と上鳴はプロヒーローとして強固な協力体制を築いています。公式な結婚の明言こそ控えられたものの、事務所間の連携や現場での息の合ったコンビネーションは健在であり、二人が互いの人生において特別な存在であり続けていることが描写されています。ファンの間でも「最高のパートナーシップ」「ヒロアカ屈指の尊い関係」として温かく受け止められています。