不気味に続く地震の横揺れはなぜ?縦揺れとの違いと高層階リスク

不気味に続く地震の横揺れはなぜ?縦揺れとの違いと高層階リスク

不気味に続く地震の横揺れはなぜ?縦揺れとの違いと高層階リスクの真相について、最新情報を詳しくお届けします。

Q1:震源から遠く離れているのに、なぜ横揺れのほうが縦揺れより強く感じるのですか?
A1:縦揺れを引き起こすP波は地中を直進して素早く通り抜けますが、横揺れを起こすS波は地表付近を伝わりやすく、エネルギー自体がP波の数倍以上大きいためです。さらに周期の長い横揺れ成分は遠くまで減衰せずに伝わるため、震源から遠ざかるほど「突き上げのない、ゆったりとした大きな横揺れ」だけが強調されて体感されます。

Q2:タワーマンションに住んでいますが、横揺れが始まったらまずどう行動すべきですか?
A2:高層階では数メートル単位で部屋全体が大きく往復運動するため、歩行や移動は極めて危険です。まずはその場で頭部をクッションなどで保護し、転倒する恐れのある大型家具や窓ガラスから離れて姿勢を低く保ちます。揺れが収まるまで数分間かかるケースが多いため、無理にドアを開けに行こうとせず、身の安全の確保を最優先してください。

Q3:地震が起きていないのに部屋が横揺れしているように感じるのはなぜですか?
A3:周囲の大型トラックの走行や工事現場の重機による地盤振動が、建物の特定のフロアに伝わって局所的な微振動を起こしている場合があります。また、過去の地震による強い精神的ストレスや睡眠不足から、自律神経が過敏になって平衡感覚の錯覚を引き起こす「地震酔い」のケースも珍しくありません。コップの水面などを観察して客観的に揺れているか確認することが冷静な判断につながります。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。