ネット上のゴルフ場ポータルサイトを閲覧すると、さくらカントリークラブの評判には明らかな二面性が存在します。星5つを付ける熱心なリピーターがいる半面、星2つ前後の辛口評価を投じるゴルファーも一定数見受けられます。この評価のねじれが生じる背景には、コース設計の思想と来場者のプレースタイルのミスマッチがあります。
大自然の起伏を巧みに残した丘陵コースである同コースは、フェアウェイの適度なアップダウンやドッグレッグ、要所に配置されたハザードがプレーヤーに緻密なショットを要求します。「広大なフェアウェイでドライバーを豪快に振り抜きたい」と意気込んで訪れたゴルファーにとっては、落としどころの狭さやアンジュレーションの難しさがストレスとなり、「トリッキーで難しすぎる」という不満の口コミにつながりがちです。
その一方で、1打ごとのクラブ選択やリスク管理を緻密に組み立てる中上級者からは「何度回っても飽きない戦略的なレイアウト」「自分の実力が如実に試される素晴らしいコース」と絶賛されています。つまり、単なるコースの良し悪しではなく、ゴルファーがゴルフというスポーツに「豪快な爽快感」を求めているのか、それとも「知的なコース攻略の面白さ」を求めているのかによって、受け止め方が180度変化することが話題の真相です。