カラコンつけたまま寝た時の緊急対処法!張り付きや失明リスクの真相

カラコンつけたまま寝た時の緊急対処法!張り付きや失明リスクの真相

カラコンつけたまま寝た時の緊急対処法!張り付きや失明リスクの真相の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

カラコンをつけたまま寝てしまい、無事に外せた後であっても、以下の初期症状が1つでも認められる場合は、仕事を休んででも直ちに眼科専門医を受診してください。

【直ちに受診すべき危険サイン】
1. レンズを外してから1時間以上経過しても充血が引かない
2. 目を開けていられないほどの痛みやゴロゴロ感、異物感がある
3. 部屋の照明や自然光が異常にまぶしく感じる(羞明)
4. 黄色や緑色の粘り気のある目やにが大量に出る
5. 視界が全体的に白くかすむ、視力が低下している

眼科での標準的な治療経緯としては、まず細隙灯(スリットランプ)顕微鏡を用いて角膜を特殊な蛍光染色液(フルオレセイン)で染め、傷の深さと範囲を精密検査します。角膜上皮の浅い傷であれば、抗菌点眼薬と角膜保護・修復薬(ヒアルロン酸ナトリウム点眼液等)の投与により、数日から1週間程度で上皮が再生します。

しかし、細菌感染を伴う角膜浸潤や角膜潰瘍に達している場合、広域抗菌薬を1時間おきに頻回点眼する集中治療や、入院下での抗生剤点滴治療が必要となります。また、当然ながら治療中および治癒後しばらくは、コンタクトレンズの装用は一切禁止され、メガネ生活を余儀なくされます。「ちょっと目が赤いだけ」と自己判断して受診を遅らせる行為が、最終的な視力予後を決定づけてしまうのです。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。