サンダル選びにおいて、ネット上で広く信じられている俗説の中には、足の健康を損ねる危険な誤解が少なくありません。最も典型的なのが「ぺたんこサンダルはおしゃれで足に優しい」という思い込みです。
靴底が極端に薄くフラットなぺたんこサンダルは、地面からの衝撃がダイレクトにかかとや膝、腰に伝わります。クッション性のない底薄サンダルを履き続けると、足底腱膜炎や強いかかとの痛みを引き起こすリスクが高まります。専門家が推奨するのは、完全に平らな靴底ではなく、適度な傾斜(ヒール高2.0〜3.5cm程度)とクッション性を持つフラットモデルです。
反対に、「厚底サンダルは重くて歩きにくい」という認識もアップデートが必要です。最新の厚底モデルでは、超軽量EVAフォームや軽量ラバーを採用することで、見た目のボリューム感からは想像できない軽さを実現しています。さらに厚みのあるソールが地面の凹凸を吸収してくれるため、砂利道や長距離のアスファルト歩行では、むしろ薄底サンダルよりも足裏の痛みを劇的に抑えられるケースが多いのが実情です。