週刊文春のオンライン配信や本誌発売直後、X(旧Twitter)や知恵袋、大手掲示板では爆発的なトラフィックが発生します。しかし、ネットの反応と世論を詳細に分析すると、すべてのスキャンダルが一律に断罪されているわけではありません。
ファンの反応を大きく分ける境界線は、「他者への加害性」と「違法行為の有無」です。
浦田選手の熱愛報道のように、独身同士の健全な恋愛であれば、ファンからは「年頃の男女だしプライベートは自由」「しっかり結果を出してくれれば応援する」といった寛容な受け止め方が目立ちます。過剰な詮索を行う週刊誌側に対して「プライベートを追い回すな」と批判の矛先が向くことすらあります。
ところが、DVや脅迫、不貞行為、金銭トラブルといった他者を傷つける行為が絡んだ瞬間、ネット世論は容赦のない糾弾へと一変します。SNSでは「球場に応援に行きたくない」「子どもに見せられるスポーツではない」という厳しい声が殺到。ファンの心理的ダメージは極めて深刻であり、スポンサー企業への電凸(抗議電話や問い合わせ)にまで発展します。グラウンドの外であっても、社会規範に反する行動を取った選手に対しては「野球で結果を出せば許される時代は完全に終わった」というコンセンサスが形成されています。