りんご病の症状とは?大人の重症化リスクと妊婦への危険性を徹底解説

りんご病の症状とは?大人の重症化リスクと妊婦への危険性を徹底解説

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りんご病という名称から「顔が赤くなったら受診・隔離すればよい」と考えがちですが、医学的にはこの認識こそが感染拡大を招く最大の要因とされています。医学的に伝染性紅斑と呼ばれるこの感染症は、潜伏期間と症状の現れ方に特有のタイムラグが存在します。

ヒトパルボウイルスB19に感染してから発症するまでのりんご病の潜伏期間は、およそ10日〜20日(平均14日前後)です。感染のプロセスは大きく2つのステージに分かれます。

第1段階として、ウイルス感染後7〜10日前後に微熱、頭痛、筋肉痛、鼻汁、全身の倦怠感といった「りんご病の初期症状」が現れます。この時期は血液中のウイルス量がピークに達しており、咳やくしゃみを介した飛沫感染や接触感染によって他者へウイルスを最も排泄している時期です。しかし、この段階では典型的な発疹が一切出ないため、受診しても一般的な感冒(風邪)と診断されるケースがほとんどです。

第2段階として、初期症状が治まってから約1週間後(感染から約14〜18日後)に、突如として両側の頬に平手打ちされたような紅斑が出現し、「りんご病 ほっぺ 赤い」と周囲が認識する状態になります。続いて翌日〜数日後には、腕や太ももにレース状・網目状の発疹が広がり、強い痒みを伴うことがあります。皮肉なことに、鮮やかな発疹が出現した時点ではウイルス血症はすでに終息しており、他者への感染力はほぼ失われています。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。