女子陸上ユニフォームはなぜセパレート?規定変更と盗撮対策の真相

女子陸上ユニフォームはなぜセパレート?規定変更と盗撮対策の真相

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競技ユニフォームのあり方を大きく揺るがしたのが、アスリートを標的とした性的画像・盗撮問題の深刻化です。競技中の真剣な姿を性的な意図をもって望遠撮影し、SNSや成人向け掲示板に無断転載・販売する悪質な行為が長年横行していました。

日本陸上競技連盟(JAAF)や日本オリンピック委員会(JOC)に寄せられた現役選手たちの手記やヒアリング調査では、深刻な心理的被害が浮き彫りになっています。

「ウォーミングアップ中、スタンドからの望遠レンズが一斉に自分に向くのが怖くてジャージを脱げない」「競技記録よりも体型や露出に関するネットの書き込みに傷つき、競技を辞めたいと追い詰められた」といった告白は、決して一部の有名選手に限った話ではありません。中学・高校生アスリートの間でも、大会会場での不審な撮影に怯えながら競技に臨まざるを得ない過酷な現状が報告されてきました。

これを受け、2026年にはJOCをはじめとするスポーツ関連団体が共同で防止声明を発表。さらに法体系の面でも、2026年7月に性的姿態撮影等処罰法(撮影罪)が施行され、競技会場での性的意図による盗撮行為に対する警察の取り締まりと刑事罰が大幅に強化されました。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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