サロン選びで最も混同されやすいのが「髪質改善 縮毛矯正 違い」です。多くのユーザーが「癖毛を真っ直ぐにしたい」という目的で髪質改善トリートメントをオーダーしますが、ここに決定的なすれ違いが生じます。
縮毛矯正は、アルカリ剤や還元剤を用いて毛髪のシスチン結合を完全に切断し、熱変形させた後に酸化剤で再結合させる化学手術です。元の強い癖やうねりを半永久的にリセットできる反面、相応の薬剤ダメージを伴います。一方、酸熱トリートメントをはじめとする純粋なトリートメント領域は、結合を切り離すのではなく「一時的な架橋」を作るに過ぎません。したがって、遺伝的な縮毛や強い捻転毛をストレートに伸ばす力は備わっていないのです。
近年では、活性酸素を除去してしなやかな水分量を保つ水素トリートメント 評判も高まりを見せていますが、こちらも目的は「エイジングによるパサつきの鎮静」であり、癖の矯正ではありません。持続期間に関しても、縮毛矯正が伸びてきた根元以外は半永久的に持続するのに対し、髪質改善トリートメントの効果と持続期間は平均して3〜5週間程度です。癖を伸ばしたいのか、ダメージによる広がりを抑えたいのかを見誤ると、「高いお金を払ったのにすぐ戻った」という後悔につながります。