LINEヘルプセンターおよび公式発表資料によると、LINEヤフー社はサービス提供体制の見直しおよびグループ内での体験価値再編の一環として、2026年9月30日(水)をもってLINE VOOMの全サービス提供を終了することを正式に告知しました。
下部メニューのUI再編やタブ配置の変更はすでに段階的に進められており、ユーザー体験の統合が進んでいます。
過去の思い出・投稿データを残すための保存手順
これまでLINE VOOM(ならびに旧タイムライン時代から移行されたコンテンツ)に投稿してきた写真や動画は、サービス終了に伴い閲覧・取得ができなくなります。大切なデータを保存したい場合は、以下の手順で端末へのバックアップを実施してください。
- 自身のアカウントのVOOMプロフィール画面を開き、保存したい投稿を選択します。
- 動画または画像のプレビュー画面を開き、画面下部またはメニュー内の「保存(ダウンロードアイコン)」をタップします。
- スマートフォンの本体ストレージ(カメラロール)に正常にファイルが保存されたことを確認します。
- 長尺のテキストやコメントの記録を残したい場合は、画面スクリーンショットを撮影して保存することをおすすめします。
【プロの結論】「つながりすぎないSNS」と心理的バウンダリーの観点から見出すべき教訓
LINE VOOMが歩んだ軌跡は、現代のデジタルコミュニケーションにおける「心理的バウンダリー(境界線)」の重要性を浮き彫りにしました。
本来、プライベートな連絡ツールとして家族や親しい友人との濃密な関係性を支える「LINE」の中に、不特定多数に向けたオープンなショート動画フィードを組み込む試みは、手軽さをもたらした一方で、一部のユーザーに「プライベート領域に他人のノイズが侵入してくる」というSNS疲労を生じさせました。
SNSプラットフォームの盛衰が加速する中、利用者が意識すべき基準は明確です。
- 活用すべき人:連絡機能と情報収集をひとつのアプリで完結させ、企業の公式クーポンやキャンペーン動画を効率よく受け取りたい人。
- 慎重になるべき人:実名に近いプライベート連絡先とネット上の趣味・娯楽を厳密に切り離し、集中力を維持したい人。
2026年9月のサービス終了を迎えるにあたり、自身がどのツールにどの程度の「人間関係と時間の投資」を行うべきかを見直す契機とすることが賢明な付き合い方といえます。