お茶だから長持ちするという思い込みは危険です。緑茶や紅茶には抗菌作用や抗酸化作用を持つ「カテキン」「ポリフェノール」が豊富に含まれており、これが天然の保存料として機能します。しかし、大麦の種子を焙煎して作る麦茶には、これらの抗菌成分がほとんど含まれていません。
さらに麦茶には、大麦由来のデンプン質や炭水化物、アミノ酸(タンパク質)が水中に豊富に溶け出しています。これが空気中や容器内に潜む雑菌にとって最高の栄養源(エサ)となり、冷たい冷蔵庫の環境下であっても緩やかに菌の繁殖が進行してしまうのです。