学校教育の要「特別活動」とは?指導要領のねらいと評価基準の全貌

学校教育の要「特別活動」とは?指導要領のねらいと評価基準の全貌

学校教育の要「特別活動」とは?指導要領のねらいと評価基準の全貌とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

文部科学省の小学校・中学校学習指導要領において、特別活動は各教科、道徳科、外国語活動、総合的な学習の時間と並び、正規の教育課程を構成する極めて重要な領域として位置づけられています。以前は「特別教育活動」と呼ばれていた歴史がありますが、現行の特別活動 学習指導要領では、教科外活動という枠組みを超え、知・徳・体の調和のとれた発達を支える要の役割を担っています。

では、算数や国語などの教科指導があるにもかかわらず、特別活動 なぜ必要か 理由を突き詰めるとどこに行き着くのでしょうか。公式発表資料である文部科学省の学習指導要領解説には、次のような理念が明記されています。

「望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り、集団や社会の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的、実践的な態度を育てるとともに、人間としての生き方についての自覚を深め、自己を生かす能力を養う」

この特別活動 目標 ねらいの根底にあるのは、子どもたちが机上の知識だけでなく「集団の中で他者と折り合いをつけ、自らの役割を果たしながら合意を形成していく力」を身につけることです。不登校児童生徒数が全国で約34万人に達する深刻な環境下において、学級に居場所をつくり、自治的な集団を育てる特別活動は、孤立やいじめを未然に防ぐセーフティネットとしても不可欠な教育活動として機能しています。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。