Q1:自己肯定感は生まれつきの遺伝で決まってしまうのでしょうか?
A1:気質的な感受性の強さ(HSP気質など)には遺伝的要因が一定関与しますが、自己肯定感そのものは環境との相互作用で形成される後天的な認知の癖です。何歳からでも適切なトレーニングや環境調整によって書き換えることが可能です。
Q2:褒められても素直に喜べず、お世辞に感じてしまうのはなぜですか?
A2:自分の自己イメージ(自分は無価値だ)と、外部からの評価(あなたは素晴らしい)の間に認知的不協和が生じるためです。脳は一貫性を保とうとするため、無意識に相手の言葉を歪めて受け取ってしまいます。「ありがとう」と形だけでも受け取る反復練習が有効です。
Q3:ポジティブ思考を意識すると、かえって疲れて落ち込んでしまいます。
A3:無理なポジティブシンキングは、ネガティブな感情を「あってはならないもの」として抑圧するため、精神的負担を倍増させます。必要なのは前向きになることではなく、「今、自分は不安を感じているんだな」とありのままの状態を評価せずに認める「自己受容(セルフ・コンパッション)」です。