過熱するキャッチコピーは、2000年代半ばから2ちゃんねる(現5ちゃんねる)やTwitter(現X)などのネット空間で格好のパロディネタとして親しまれるようになりました。このボジョレーヌーボーネットの反応こそが、現在の知名度を不動のものにした立役者です。
ネット上では「毎年最高を更新するフリーザの戦闘力」「100年に1度が10年間で3回起きる時空の歪み」など、ユーモアあふれるツッコミが定着しました。さらには実在しない架空のコピー(「1000年に1度」「地球崩壊の危機を感じる美味さ」など)が創作され、まとめサイト等で拡散される現象まで発生しました。
この大喜利現象についてワイン関係者は「誇張コピーが独り歩きした面はあるものの、普段ワインを飲まない若い世代がボジョレーという存在に関心を持つきっかけになった」と振り返っています。嘲笑ではなく、ある種の愛着を込めた秋の恒例ネタとして消費されてきた歴史があります。