この新たなムーブメントの先駆者として、絶対に外せない存在がいる。独自の世界観と知的なミステリアスさでグラビア界の歴史を塗り替えた壇蜜だ。彼女が示した「静と動」の美学は、大人のグラビアという領域に文学的な価値すら与えた。その背中を追い、あるいは独自の道を切り拓いたタレントたちが、現在の黄金期を築いている。
磯山さやかは親しみやすさと弾けるような笑顔、そして包容力溢れるスタイルで世代を超えた圧倒的支持を集め続けている。また、常にストイックなボディメイクとセルフプロデュース力で一線を走り続ける熊田曜子の存在感も目を見張るものがある。彼女たちが提示した「アラサーグラビア」というジャンルは、年齢を重ねることが美しさの減衰ではなく、むしろ成熟という新たな武器になることを証明してみせた。