志村が急逝してから数年が経ち、世の中のエンターテインメントの形も大きく変わった。タイパ(タイムパフォーマンス)が重視され、短尺の動画が溢れる現代において、じっくりと間を取る彼らのコントは、逆に新鮮な衝撃として若い世代に受け止められている。
柄本はインタビューの最後、志村が最後に遺した「またやろうね」という言葉について触れた。それが叶わぬ約束となった今も、柄本の胸の中には志村けんが生き続けている。「あいつがどこかで見てると思うと、下手な芝居はできない」。その眼差しは、今もなお厳しく、そして温かい。