ネット上では「壊れていなければ10年以上使っても問題ない」という言説が散見されますが、これは防災工学の観点から明白な誤解です。一般社団法人日本配線システム工業会(JEWA)などの公式見解でも、延長コード 寿命 年数の目安は約3〜5年と定められています。
電源タップの外観に目立った異常がなくても、内部の金属クリップ(刃受ばね)は抜き差しの摩擦によって徐々に弾性を失い、接触抵抗が増大します。プラグを差し込んだ際に「手応えが緩い」と感じる状態は、内部で微小な放電と発熱が始まっている危険信号です。
製品選定において最低限確認すべきは、日本の電気用品安全法に基づき厳格な耐熱・絶縁テストをクリアした証であるPSEマーク 安全基準の適合表示です。極端に安価なノーブランドの輸入品の中には、内部銅線の断面積が不足しているものや、難燃性素材を使用していない危険な製品も混在しているため警戒を怠ってはなりません。