とね耳鼻咽喉科クリニックの臨床における大きな柱が、スギ花粉症やダニアレルギーに対する舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)と、小児特有の耳鼻科疾患へのきめ細やかなアプローチです。
花粉症治療において、対症療法としての抗ヒスタミン薬や点鼻薬の処方はもちろんのこと、体質自体の改善を目指す舌下免疫療法を積極的に導入している点は、中長期的なQOL向上を目指す受診者から高く評価されています。血液検査による特異的IgE抗体の精密測定から、初回服薬時のアナフィラキシーリスク管理に至るまで、エビデンスに基づいたプロトコルが徹底されています。
小児耳鼻科領域においては、鼻汁吸引の徹底と中耳炎の早期発見に注力されています。小児の耳管は成人よりも短く水平に近いため、単なる鼻風邪から急性中耳炎へと急速に進行しやすい特性があります。同院では、細径の電子スコープを用いて鼓膜のわずかな濁りや浸出液の貯留を見逃さず、切開が必要か保存的治療で経過観察できるかを明快に判断しています。「子どもの耳の痛みを放置しない」という保護者の切実なニーズに、高精細な医療機器と迅速な手技で応える体制が整えられています。