桜木花道による記念すべき「安西先生タプタプ」の初登場は、原作ジャンプコミックス第2巻・第11話『根性なしの午後』(新装再編版では第2巻、完全版でも第2巻に収録)です。
バスケットボール部に入部したばかりの花道は、基礎練習の過酷さに嫌気が差して一度は体育館を飛び出します。しかし、葛藤の末に再び体育館へ戻った際、そこに現れた人物こそが湘北高校バスケ部を率いる安西光義監督でした。キャプテンの赤木剛憲から「元全日本(現・日本代表)の名選手だった監督」と紹介されるものの、丸々とした体型と柔和な顔つきを見た花道は「この白髪頭のタヌキオヤジが監督だとォ!?」と失礼極まりない態度で接近します。
その直後、花道は安西先生の二重アゴを素手で掴み、リズミカルに揺らし始めました。原作のコマには「タプ タプ タプ…」という独特の効果音が刻まれ、居合わせた赤木や木暮公延が青ざめる中で伝説のスキンシップが幕を開けた瞬間でした。