中盤のバリエーションを語る上で見逃せないのが、オーストリアのレッドブル・ザルツブルクでプレーする川村拓夢の日本代表における役割です。183cmの長身を活かしたダイナミックな上下動と左足から放たれる強烈なミドルシュート、さらにインサイドハーフや左サイドまでこなすポリバレント性は、大会登録メンバーにおいて極めて価値の高い要素となります。
現代サッカーにおいて、中盤の選手には単一のポジションをこなすだけでなく、システム変更や試合状況に応じて役割を変えられる柔軟性が求められます。現在の日本代表中盤メンバーは、アンカー、ダブルボランチ、インサイドハーフを柔軟にシフトできる選手が揃っており、戦術の引き出しは過去最多と言っても過言ではありません。
川村のように異なるサイズ感と左利きのアクセントを持つプレイヤーがベンチに控えていることは、トーナメントを勝ち上がる上で不可欠なオプションとなります。