環境の変化を恐れず、常に自身の感性を信じてキャリアの舵を切ってきた大東駿介。近年のポートレートやインタビューカットに漂うのは、これまでの経験すべてを肯定し、表現の糧へと変えてきた男の清々しさだ。
光と影を巧みに操る写真家たちのレンズは、彼の顔に刻まれた細やかな陰影を逃さない。それは作られたカリスマ性ではなく、泥臭く現場で格闘してきた証だ。スクリーンやステージの上で見せる獰猛な一面と、素顔のインタビューで見せる知性的な語り口。その二面性こそが、今なお多くのクリエイターを惹きつけてやまない理由だろう。