週末の関越自動車道。湯沢ICや六日町ICの出口渋滞に巻き込まれ、ゲレンデに到着した頃にはファーストトラックが跡形もなく消え去っていた――そんな苦い経験を持つ滑り手は少なくないはずだ。この混雑トラップを完全に回避できるのが、魚沼エリア奥深くに位置する須原高原の強みである。
賢いアプローチは、小出ICまたは堀之内ICで高速を降り、国道252号線を只見方面へ北上するルートだ。路面はしっかりと除雪されており、早朝のクリアな時間帯であればインターから約25分でスムーズにベースエリアへ到着する。駐車場はリフト乗り場の目と鼻の先に位置し、しかも全日無料。重いギアを抱えて何百メートルも歩く必要は一切ない。
営業開始の8時30分。リフト運行開始の15分前にチケットを手に入れ、山麓の「スーパークワッドリフト」へ並ぶのが鉄則だ。高速4人乗りリフトが稼働すれば、山頂エリアまではあっという間。視界を遮るもののないノートラックバーンが、目の前にまっさらな姿で待ち構えている。