過去10年間のデータを紐解くと、勝利の法則として浮き彫りになるのは「3区までの順位」と「4区以降の耐え抜き」のバランスだ。前半区間で上位3位以内につけていたチームの優勝確立はきわめて高く、1区での立ち遅れは致命傷になりかねない。
しかし、気象条件が急変しやすい秋の東海路では、過去に絶好調と目された本命校が後半区間のブレーキによって失速し、後方から猛追した伏兵校が都大路への切符を奪い去る劇的なドラマも何度も生まれてきた。記録数字の裏にある選手たちのメンタルとコンディション調整の成否が、最終盤のドラマを生み出す。