健康効果の高い果実であっても、極端な過剰摂取は身体に負荷を及ぼします。日常的に取り入れる際の1日の適正摂取量は、成人でおよそ100g〜150g(粒数にして約20〜30粒前後)です。
この適正量を超えて一度に大量(300g以上など)に食べ過ぎた場合、以下のような生理的影響が生じる可能性があります。
第一に、食物繊維の過剰による消化器系の不調です。ブルーベリーには不溶性食物繊維が豊富に含まれているため、過度な摂取は腸の蠕動運動を刺激しすぎて腹痛や下痢、軟便を引き起こす要因となります。特に胃腸が敏感な体質の方は、少量から様子を見ながら摂取することが望まれます。
第二に、便の一時的な黒色化です。濃い青紫色の天然色素であるアントシアニンは、多量に摂取すると消化管内で分解しきれずに排出され、便の色が黒っぽく変化することがあります。これは一過性の無害な色素沈着ですが、消化管出血などの疾患と見分けがつきにくくなる場合があるため、適量を守ることが推奨されます。