神田うの全盛期の年収と伝説の美貌|桁違いの資産を生んだビジネス手腕

神田うの全盛期の年収と伝説の美貌|桁違いの資産を生んだビジネス手腕

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彼女の全盛期を語るうえで絶対に外せないのが、女性の消費行動を根底から変えた実業家としての実績です。1990年代後半までのタレントグッズといえば、自身の顔写真が入った文房具やファン向けのTシャツといった、いわゆる「タレントショップ型」の短期消耗ビジネスが主流でした。しかし彼女が選んだのは、大手メーカーと組んだ本格的な製品開発でした。

その代表例が、大手繊維メーカー・グンゼと提携したストッキング プロデュース「Tuche UK(トゥシェ・ユーケー)」です。彼女は名義だけを貸す一般的なタレントとは一線を画し、ミリ単位の着圧設計、伝線しにくい編み方、足首を細く見せるシャドウ効果、ラインストーンやタトゥー風の柄など、細部に徹底して口を出しました。それまで「OLがマナーとして仕方なく履く肌色の消耗品」だったストッキングを、「脚を美しく魅せるためのファッションアイテム」へと昇華させたのです。結果として累計出荷数は数千万足に達し、店頭に並べば即座に完売する社会現象となりました。

さらに2001年に立ち上げたウェディングドレスブランド『シェーナドゥーノ(Scena D'uno)』は、日本のブライダル業界に激震を走らせました。当時の日本の結婚式は、清楚な無地の白ドレスやパステル調が一般的でした。そこに彼女は、大胆な豹柄やビビッドなピンク、黒のアクセントを取り入れたオートクチュール感覚のドレスを投入します。

当初、保守的な業界関係者からは「花嫁にこんな派手なドレスを着せるのか」と猛烈な反発がありました。しかし、蓋を開けてみれば「一生に一度の晴れ舞台で誰よりも主役になりたい」と願う若い女性たちから予約が殺到します。全国のホテルや結婚式場がこぞって導入を決め、彼女のドレスを指名買いする顧客が後を絶ちませんでした。彼女は単なる広告塔ではなく、年2回のコレクションで自らランウェイを歩き、デザイン画から素材選びまでを統括するトップデザイナーとして君臨したのです。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。