エコキュート給湯温度は50℃推奨?40℃設定の罠と最新節約術

エコキュート給湯温度は50℃推奨?40℃設定の罠と最新節約術

エコキュート給湯温度は50℃推奨?40℃設定の罠と最新節約術についての真相をお届けします。

Q1:給湯温度を50℃にすると、シャワーの温度も自動的に50℃になってしまうのですか?
A1:いいえ、50℃にはなりません。浴室のシャワーやお風呂のカランには「サーモスタット混合水栓」が設置されており、壁側から供給された50℃のお湯と冷水を水栓内部で自動調圧・混合します。水栓の目盛りを「40」に合わせていれば、正確に40℃へ冷まされて吐出されるためご安心ください。

Q2:キッチンのリモコンと浴室のリモコンで、別々の給湯温度を設定できますか?
A2:一般的なエコキュートでは、宅内配管へ送り出す温度は1系統のみであるため、キッチンと浴室で別々の給湯温度を指定することは基本的にできません(※2温度設定対応の特殊モデルを除く)。そのため、給湯器全体を50℃に設定し、浴室は混合水栓のダイヤルで40〜42℃に下げ、キッチンはレバーハンドルを水側へ少し振って温度を調整するのが標準的な使い方です。

Q3:給湯温度を上げると配管の寿命が縮むというのは本当ですか?
A3:現代の住宅で使われているJIS規格適合の架橋ポリエチレン管やポリブテン管であれば、50〜60℃の給湯による耐用年数への悪影響は工学上ほぼ無視できるレベルです。ただし、築年数が極めて古く、旧来の銅配管や耐熱塩ビ管(HT管)の接着強度が落ちている配管環境では、過度な高温・高圧水撃が接合部に負荷をかける場合があるため、50℃を上限とした運用が推奨されます。

Q4:冬場にシャワーの温度を安定させる一番簡単な方法は何ですか?
A4:エコキュートのリモコン給湯温度を「50℃」へ引き上げ、さらに浴室のサーモスタット水栓の温度ダイヤルを普段希望する温度(例:41℃)より「1〜2℃高めの目盛り」に合わせることです。また、使い始めの数十秒間は配管内に滞留していた冷たい水が押し出されるタイムラグが生じるため、湯温が完全に安定したことを手先で確認してから浴びるようにしてください。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。