「野菜の下茹ではたっぷりのお湯で」という従来の手法に対し、なぜ電子レンジ調理のほうが甘く仕上がるのか。その理由は、ビタミンCや糖分の水溶性(水に溶け出しやすい性質)にあります。
文部科学省の「日本食品標準成分表」などの栄養データでも示されている通り、スナップエンドウに豊富に含まれるビタミンCやカリウムは、沸騰した湯の中で急激に溶出します。茹で調理ではビタミンCが約30〜40%失われるのに対し、少量の水分で蒸し焼き状態にするレンジ調理では約85%以上のビタミンCを保持可能です。
また、レンジ調理では余分な水分を吸わないため、豆本来のコクと自然な甘みがダイレクトに舌へ伝わります。味付けを薄めにしても十分に美味しく感じられるため、減塩を意識する人にも極めて合理的な調理法です。