星ドラの歴史を語るうえで避けて通れないのが、サービス初期に発生したガチャ炎上の真相です。2015年後半から2016年にかけて、特定レアリティ装備の排出率や提供割合の表記を巡り、プレイヤーの間で激しい不信感が渦巻く事態が発生しました。
当時、目玉装備であった「ロトのつるぎ」や「メタスラの剣」などを狙い、数十万円を投じても目当ての装備が一切出ないといったユーザーの告発がSNSや5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)に殺到。有志による確率検証運動や、消費者庁への情報提供を呼びかけるスレッドが乱立するなど、ネット上は蜂の巣をつついたような騒動へ発展しました。
この騒動を受け、運営元であるスクウェア・エニックスはガチャの確率表記の細分化やゲーム内補填を実施。業界全体でガチャの透明性確保(確率の明記)が進む大きな契機の一つとなりました。しかし、初期に植え付けられた「星ドラのガチャは極めて厳しい」というパブリックイメージは、その後のプロモーション展開において重い足枷として残り続けることになります。