退職後10日〜2週間が経過しても離職票が届かない場合、最初に取るべき手段は会社側への確認連絡です。この際、感情的な電話連絡は避け、文面として証拠が残る電子メールを利用するのが鉄則です。電話では「言った・言わない」の水掛け論になりやすく、相手の担当者が感情的に反発するリスクがあるためです。
文面のポイントは、相手を頭ごなしに責めるのではなく「ハローワークでの失業給付や国民健康保険の減免手続きの都合上、日程を把握したい」という客観的な理由を添えることです。角を立てずに手続きの優先順位を上げさせる実務的な文面例を以下に提示します。
件名:【離職票の送付時期に関する確認のお願い】(退職日:〇月〇日/氏名:〇〇 〇〇)
〇〇株式会社
人事労務部 ご担当者様(※担当部署または前職の上司名)
大変お世話になっております。
〇月〇日付で退職いたしました、〇〇 〇〇(氏名)です。
在職中は温かいご指導とご支援をいただき、誠にありがとうございました。
本日は、雇用保険の「離職票(離職票-1、離職票-2)」の送付時期についてお伺いしたくご連絡いたしました。
管轄のハローワークでの各種手続きおよび行政機関への申請期限が迫っており、手続きを進めるにあたり離職票が必要となっております。
現在の手続きの進捗状況および、おおよその発送予定日をご教示いただけますでしょうか。
なお、すでに郵送手続きを完了されている場合は、行き違いのご連絡となりましたことを深くご容赦ください。
お忙しいところ大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------------
氏名:〇〇 〇〇
現住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇 東京都...
電話番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇@example.com
--------------------------------------------------
このメールを送信しても数日以内に返信がない場合、あるいは「発行する予定はない」「退職理由の合意ができるまで送らない」といった不当な対応を取られた場合は、個人での交渉を即座に打ち切り、公的機関を通じた法的アプローチへと切り替える必要があります。