LINE VOOM(ラインブーム)とは、LINEヤフー社が提供する縦型ショート動画を中心としたビジュアルコミュニケーション空間です。かつて同アプリ内に存在していた「タイムライン」が大幅にリニューアルされ、2021年末に現在の形へと移行しました。
多くのユーザーがつまずく最大の原因は、旧タイムライン時代の感覚のままVOOMを捉えている点にあります。旧タイムラインは「LINEで友だちになっている相手の近況を見る場」でした。しかし、LINE VOOMは「TikTok」や「Instagramリール」、「YouTubeショート」と同様の完全フォロー型・アルゴリズム型のオープンコンテンツ空間へと構造転換されています。
LINEマーケティング専門機関の分析レポートやLINE公式の使い方ガイドでも明記されている通り、LINE VOOMにおける人間関係は「トーク上の友だちリスト」とは完全に切り離されています。LINEで友だちだからといって自動的にVOOMでつながるわけではなく、ユーザーが個別に「フォロー」して初めてそのアカウントの投稿がタイムライン(フォロー中タブ)に届く仕様です。
画面構成は「おすすめ」と「フォロー中」の2つのタブに分かれており、アプリを開いて「おすすめ」を選べば、自分がフォローしていない全国のクリエイターや公式アカウントの動画が次々と再生されます。この「連絡用ツールの中にYouTubeショートが組み込まれている構造」こそが、LINE VOOMの本質です。