築年数が経過した住宅や直射日光の当たる窓辺では、紫外線によってプラスチックが脆化(チョーキング現象)を起こし、フックが突然ポキリと折れたり、レール内の走行コマ(ランナー)が粉砕したりします。トラブルを自力で修復するために、まずはカーテンレールの部品名称を正確に把握しておきましょう。
- レール本体:アルミやスチール、樹脂でできた走行用の棒状パーツ。
- ランナー:レール溝の中を滑る車輪付き金具。フックを引っ掛ける輪(カン)が付いている。
- マグネットランナー:両開きカーテンの中央合掌部に配置され、磁石で隙間なく密着させる大型パーツ。
- キャップストップ:レールの両端にネジ留めされ、ランナーの脱落を防止する終端カバー。
- ブラケット:レールを壁や天井、窓枠に固定するための支持金具。
ランナーが割れて数が足りなくなった場合、大掛かりにレールを取り外す必要はありません。マイナスドライバーで片側の「キャップストップ」の固定ネジを緩めて外し、隙間から新しいランナーを補充するのが王道の手順です。
さらに近年は、キャップを外すスペースがない狭小部向けに、レール下部の溝から直接パチンと押し込んで追加できる「後入れ用補修ランナー」が各社から販売されています。100円ショップやホームセンターでも手軽に入手できるため、DIYに不慣れな方でも5分程度で補修作業を完了できます。