箸が日常の道具となったことで、アメリカ国内での流通ルートも劇的に拡大しました。
現在では、Target(ターゲット)やWalmart(ウォルマート)といった全米展開の大手量販店をはじめ、Trader Joe's(トレーダージョーズ)などの人気スーパーでも、木製や竹製のシンプルな箸がキッチングッズ売り場に並んでいます。さらに、H Mart(エイチマート)やMitsuwa(ミツワ)といったアジア系大型スーパーに行けば、数百種類に及ぶ箸や箸置きが圧巻の品揃えで販売されています。
近年特に売れ行きを伸ばしているのが、チタン製やステンレス製の「ポータブル・マイ箸」です。環境意識の高い層やオフィスワーカーを中心に、使い捨てプラスチックカトラリーを避けて洗練された専用ケース入りのマイ箸を持ち歩くスタイルが定着し、AmazonなどのECサイトでもギフト需要を含めて大ヒットを記録しています。