インターロッキングの材料を選ぶ際は、設置場所の用途に応じたスペックの見極めが欠かせません。近年のエクステリア市場で主流となっているのが透水性インターロッキングブロックです。
透水性ブロックは内部に無数の微細な空隙を持ち、雨水をブロック自体が吸収・浸透させて地下へ送り込みます。表面に水たまりができにくく、雨の日の歩行でも靴が濡れにくいほか、夏場には保水した水分が蒸発する際の気化熱で表面温度の上昇を抑制する遮熱効果も期待できます。ただし、微細な空隙に泥や落ち葉の粉末が詰まると透水性が低下するため、定期的な高圧洗浄やブラッシングが必要です。
一方、車両が乗り入れるインターロッキング駐車場の耐荷重設計では、歩行用通路とは根本的に異なる基準が求められます。
普通乗用車が日常的に乗り降りする駐車場では、ブロック自体の厚みを歩行用の60mmではなく80mm厚の重量用ブロックに指定する必要があります。さらに、路盤材の厚みも15cm以上(軟弱地盤では20cm以上)確保し、路盤の上に「空練りモルタル」を敷いて下地強度を極限まで高める設計が推奨されます。乗用車のタイヤによる「据え切り(停車したままハンドルを切る動作)」に耐えうる強固な下地がなければ、短期間で轍(わだち)状に窪んでしまいます。