Q1:理学療法士として生涯年収を最大化するには、最初どの施設に就職すべきですか?
A1:新卒時の数年間は、疾患別リハビリの症例数を豊富に経験できる「急性期総合病院」や「回復期リハビリテーション病院」で基礎臨床スキルを磨くのが王道です。臨床経験3〜5年を担保した上で、20代後半から30代前半にかけてインセンティブのある訪問看護ステーションへ転職するか、老健・リハ病院の主任・科長ポストへ移籍することで、生涯年収を大幅に引き上げることが可能です。
Q2:認定理学療法士や専門理学療法士の資格を取ると、給料は大幅に上がりますか?
A2:残念ながら、資格手当として直接反映される金額は月数千円(3,000〜5,000円程度)にとどまる病院が大多数です。資格取得自体が劇的な年収増をもたらすわけではありません。ただし、病院機能評価の加点要件や管理職への昇進条件、転職市場における差別化要素としては強力に機能するため、間接的な年収アップの武器として取得する価値は十分あります。
Q3:公立病院(公務員扱い)の理学療法士の年収はどうですか?
A3:地方自治体が運営する公立病院や国立病院機構の場合、地方公務員の給与体系に準拠するため、20代のうちは民間病院とほぼ同等ですが、40代〜50代にかけて年功序列で確実に年収が伸びます。50代で科長クラスになれば年収650万〜750万円前後に達し、退職金や共済年金の面でも民間より圧倒的に手厚い待遇を享受できます。ただし、採用枠は極めて狭き門です。