開館から60年が経過した建物は、いたるところにガタがきています。空調設備の不具合や雨漏り、さらにはバリアフリー対応の遅れなど、現代の公共施設に求められる基準を満たすのが難しくなっているのが現状です。とりわけ、大規模災害時の避難所や災害対策本部としての機能を維持できるかという点において、現行の耐震基準への適合は避けて通れない課題となっています。
市はこれまで部分的な修繕を繰り返してきましたが、維持管理コストは年々膨らむ一方です。「だましだまし使うのにも限界がある」と、市財政課の担当者は本音を漏らします。抜本的な対策を打たねば、近い将来、安全上の理由から閉鎖を余儀なくされるリスクも現実味を帯びてきました。