同校を語る上で欠かせないのが、全国大会への出場経験も持つ強豪サッカー部の存在だ。泥だらけになりながらボールを追いかけたグラウンドには、今も当時の熱気が染みついているかのように感じられる。
統合によって誕生した逗子葉山高校にもその情熱は引き継がれており、旧逗葉高校の指導方針やプレースタイルは新校の土台となっている。OB会の一人は「名前は変わっても、私たちがこのグラウンドで培った『泥臭く泥にまみれて走る』精神は、今の現役選手たちにも確実に流れている」と熱く語る。伝統は形を変え、湘南の地で生き続けている。