Negiccoの音楽を語る上で欠かせないのが、プロデューサーのconnie氏をはじめとする一流クリエイター陣とのコラボレーションだ。単なるご当地ソングの枠を超え、上質なシティポップや渋谷系サウンドを取り入れた楽曲群は、音楽マニアからも高い評価を得てきた。年齢を重ねるごとに、そのボーカルワークには深みと哀愁が加わっている。
2020年代後半の今、世界的なシティポップブームも追い風となり、海外のリスナーからも彼女たちの過去作が掘り起こされている。若さゆえの疾走感から、大人の余裕を感じさせるメロウなグルーヴへ。彼女たちの音楽的変遷は、そのままメンバーそれぞれの人生の歩みとシンクロしている。