タスポが消えたからといって、自販機でのタバコ販売が完全に禁止されたわけではない。現在、業界が躍起になって導入を進めているのが、代替となる新しい認証技術だ。その筆頭が、運転免許証のICチップ読み取りや、マイナンバーカードを活用した認証システムである。
さらに注目を集めているのが、カメラによる「顔認証(年齢判定)」技術だ。AIが瞬時に顔のシワや骨格から成人かどうかを判断する。しかし、マスク着用時の精度や、写真を使ったなりすまし対策など、技術的な課題は依然として残る。どの技術がデファクトスタンダード(業界標準)を勝ち取るのか、水面下の争いは激化している。