2026年、日本のバイオベンチャーを取り巻く環境は大きく変化している。特にアジア圏における健康志向の高まりは凄まじい。Aubは今年、アジア市場への本格的な進出を発表した。日本の「アスリートデータ」を基盤にしたパーソナルケアが、海外でどう受け入れられるか、業界の注目が集まっている。
市場規模は年々拡大しており、腸内フローラ市場は今や巨大産業だ。鈴木が見据えるのは、単なる製品の輸出ではない。現地の食習慣や人種による腸内細菌の違いをデータ化し、世界中の人々に最適化された「次世代の健康インフラ」を構築することだ。その野望は、すでに現実味を帯び始めている。