「朝から夕方まで丸一日テニスを楽しむ」「大会観戦後に周辺を散策する」という計画を立てているドライバーが最も警戒すべきなのが、「最大料金の不適用」という料金体系の罠です。多くの民間コインパーキングで見られる「当日最大2,000円」といった頭打ち設定が、有明テニスの森公園の公式駐車場には原則として存在しません。
仮に朝8時に入庫し、夕方18時まで10時間駐車した場合の料金を試算すると、最初の1時間300円に加え、残り9時間(540分÷20分×100円=2,700円)で合計3,000円に達します。さらに夜間まで滞在が及べば、料金メーターは容赦なく加算され続けます。近隣相場を知らないまま「公園だから上限があるだろう」と思い込んでいると、出庫時の精算機で想定外の金額を突きつけられることになります。
さらに深刻なのが、大規模イベント開催時における駐車場の利用規制です。有明コロシアムでプロテニスの国際トーナメントや格闘技、大型コンサートが開催される特定日には、公園駐車場全体が「大会関係者・メディア専用」に指定され、一般車両の進入が全面禁止となる措置が取られます。東京都港湾局や指定管理者の告知を見落として現地へ向かうと、入口のバリケードと誘導員に門前払いを食らい、逃げ場のない有明の道路網で立ち往生する「駐車場難民」と化してしまいます。