第2期・眞鍋政義監督の体制は、低迷していたチームを短期間で立て直した点において高く評価されています。2021年の東京五輪で予選ラウンド敗退という屈辱を味わった日本代表を再建すべく、2012年ロンドン五輪で銅メダルを獲得した眞鍋監督が再登板。徹底したデータバレーとキャプテン古賀紗理那選手を中心とした結束力により、2024年VNLでは銀メダルを獲得し、見事にパリ五輪出場権を勝ち取りました。
しかし、迎えたパリ五輪本番では死のグループに入ったことも影響し、惜しくも決勝トーナメント進出を逃す結果となりました。大会後、眞鍋監督は「パリ五輪までを一区切りの集大成とする」という事前の取り決め通りに退任。この交代は決して突然の解任劇ではなく、パリまでの強化ロードマップを完遂した上での発展的解消でした。大黒柱だった古賀選手の現役引退も重なり、チームは名実ともに抜本的な世代交代のタイミングを迎えたのです。