テスラ購入後に多くのオーナーが直面する最大のハードルが「任意保険(自動車保険)の見積もりの高さ」です。
損害保険各社が算出する「型式別料率クラス」において、テスラ各車種の車両保険クラスは最高レベルに設定されているケースが目立ちます。保険料が高騰する主な理由は以下の通りです。
- アルミモノコック構造とギガキャスト技術:テスラは高度な一体成型技術を採用しているため、軽微な追突や側面接触でもフレームや足回りの歪みにつながりやすく、板金修理ではなくアセンブリ交換が必要になる。
- 認定ボディショップの工賃単価:テスラ専門の修理には専用治具やEV専用認証設備が必要であり、一般的な板金工場では修理を受け付けられない。そのため、修理工賃単価が輸入車の中でも極めて高い。
- センサー類とガラスルーフの補修コスト:オートパイロット用の超音波センサーや車載カメラ、全面ガラスルーフの破損はガラス交換費用だけで数十万円規模に跳ね上がる。
このため、一般的な国産セダンであれば年間6万〜8万円で済む車両保険付きプランが、テスラでは12万〜20万円近くに達する例も珍しくありません。ダイレクト型(ネット通販型)自動車保険の中には、テスラの車両保険引き受けを制限したり、車両保険金額の上限を低く設定している会社もあるため、事前の相見積もりが不可欠です。